堺臨海工場

 

独自の技術で多様化するニーズに対応

培ったリサイクル技術で高純度のレアメタルを国内・世界へ出荷

 

堺の臨海工業地帯である出島に位置する堺臨海工場は、主に火力発電所で
発生する重油煤(EP煤)や重油燃焼残渣(ボイラースラグ)等から
バナジウム化合物を製造するマテリアルリサイクルを行い、産業廃棄物の
無害化処理も行っています。

重油煤や重油燃焼残渣にはバナジウムのほかにニッケルも含まれ、
これをフェロニッケルの原料等として販売します。

このほかにお客様のニーズにお応えすべく、得意とする塩素化技術を駆使して、
各種金属の高純度塩化物の製造も行い、合成ゴム製造用触媒として用いられる
オキシ三塩化バナジウムや四塩化バナジウム等の塩化物を製造しています。

近年は電池材料(チタン酸リチウム)の試作量産も開始しました。